「 リウマチ・膠原病は 」 通院はもちろん、自宅でも 治療できる病気です!

皮膚筋炎ひふせいきんえん/多発性筋炎たはつせいきんえん

膠原病に含まれる病気で、筋肉が炎症を起こして筋肉に力が入らない、筋肉が疲れやすい、筋肉が痛いと言った症状が表れます。
手指の関節背側の表面ががさがさして盛り上がった紅斑、肘や膝の関節外側や上眼瞼の腫れぼったい紅斑がある場合は皮膚筋炎と呼ばれています。
皮膚筋炎・多発性筋炎も膠原病なので、皮膚と筋肉以外にもさまざまな症状が表れます。特に関節痛は頻度が高く、肺にも症状が出やすい疾病となっています。

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病気の傾向

膠原病の中では、関節リウマチと全身性エリテマトーデスに次ぐ患者数と言われており、現在では日本に2万人以上の皮膚筋炎・多発性筋炎の患者さんがいるものと推定されています。
男女比は1対3といわれ、女性の患者さんが多く、発症年齢の約25%が60歳以上となっています。病気の原因は不明で、遺伝病ではありませんが、自己免疫の発生する体質は遺伝するのではないかと考えられています。

主な症状

筋肉の症状はほとんどの患者さんに見られ、皮膚筋炎は皮膚症状が表れます。わずかですが発熱症状があるようです。
全身の症状は疲労感、倦怠感、食欲不振などが挙げられています。しかし、患者さん一人ひとりによって症状は違い、筋症状はなく皮膚症状だけだったりします。筋症状は徐々に胴体の近い部分に出てきます。
合併症で特に注意するのが、間質性肺炎と悪性腫瘍で、治療開始からその後2年程度はよく検査する必要があります。

治療

治療の中心は薬物療法で、一般的にはステロイド療法が使用されています。しかし、患者さんによって最良となる治療方法が異なるため、主治医の指示に従って決められた通り服薬することが大切です。
ステロイド療法は9割以上の症例に効果を示しています。ただ、4割の症例には免疫抑制剤の投与が併用されています。命の危険があると判断される間質性肺炎の合併症には薬剤の併用治療が救命できる可能性のある治療方法となっているようです。

参考資料
難病情報センターホームページ(2018年12月現在)